洗濯表示マーク

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洗濯表示マーク変更に関する詳細

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衣類をはじめとする繊維製品を洗う際には、製品に縫いつけられているタグに記載されている「洗濯表示マーク」を参考にするのが非常に重要です。

 

この洗濯表示マークのデザインは、家庭用品品質表示法に基づいて出されている「繊維製品品質表示規程」と呼ばれる告示で定められていますが、2015年3月31日にこの規程が改正され、2016年12月1日から新しいデザインに変更される予定になっています。

 

洗濯表示マークを変更するその背景

現行の繊維製品品質表示規程に基づく洗濯表示は、外国の繊維製品で使用されているISO規格のデザインとは大きく異なっています。そのため、外国で製造された繊維製品を日本国内で販売する際には、日本のJIS規格を使用したものにタグを付け替えなければなりませんでした。しかし、2016年12月から施行される新しい洗濯表示は、2014年10月に制定された新しいJIS規格に基づくものとなっています。このJIS規格自体は2012年4月に制定された国際規格に基づいてつくられたものとなっているため、新しい洗濯表示マークは日本の国内と国外でまったく同じものとなります。したがって、外国製品を持ち込んだ場合にタグの付け替えは不要となり、製品をそのまま日本国内で流通させることができます。

 

現行の洗濯表示は全部で22種類ですが、2016年12月からは41種類のマークで衣類などの洗濯の方法を示すことになります。特に増えるのは洗濯処理方法の表示とクリーニング方法に関する表示で、前者は最高洗濯温度の表示の種類が増えたため7種類から14種類に、後者はウエットクリーニングの表示が追加されたため3種類から9種類になります。

 

洗濯処理方法 7種類→14種類
クリーニング方法 3種類→9種類

 

乾燥方法に関する表示も4種類から8種類に増えます。また、タンブル洗濯に関する表示が3種類追加される一方で、絞り方に関する表示は無くなります。使われなくなる洗濯表示に関しては、表示の傍らに用語や文章で付記されることになります。

 

新しい洗濯表示が記載された繊維製品が市場に出回るのは2017年以降となる予定です。なお、2016年11月30日以前に製造された繊維製品については、繊維製品品質表示規程の経過措置により12月1日以降も現行の表示をそのまま使用することができます。ただし、その繊維製品が外国で入手したものである場合は、新しい洗濯表示を記載したタグに付け替える必要があります。

 

一方で、新しい洗濯表示は日本国内の製品を外国に輸出する際にも基本的にはそのまま用いることができます。財務省の貿易統計によると、2015年4月の日本の繊維製品の輸出額は42705千ドルとなっていますが、洗濯表示が国内外で統一されることによって製品の取り扱いを円滑に行うことができようになるため、今後繊維製品の輸出額が42705千ドルより増えることが期待されます。